前回のコラムではそもそも子供のアレルギー疾患が増えていると書きました。
ではなぜそんなことを気にしているのか、鼻炎と歯科の関係は?を説明します。
①歯並び
鼻炎により口呼吸が発生します。
特に子供は呼吸機能が未熟なため口呼吸に本来なりやすいため顕著です。
そうすると歯やそれを支えている歯槽骨上部は、内側から舌に、外側から頬に、前側から唇に押されて配列しているので、頬からの押さえや唇からの押さえがアンバランスになり前方へ細長い歯列弓が出来上がります。
いわゆる「出っ歯」「開咬」「狭窄歯列弓」などが出来上がります。
また適切な舌の使い方が難しくなり、筋力が発達しにくくなると、下顎の前歯を内側から押してしまい「受け口」などの原因にもなりえます。

②ブラキシズム
特に夜間の歯ぎしりなどが相当しますが、口呼吸優位による酸素の供給不足が夜間にイビキや歯ぎしりを誘発します。
特に、歯ぎしりは酸素の供給不足により気管を拡張させようとする働きにより下顎が前方に移動させられることで無意識下にておきます。
また同時に眠りが浅くなりマイクロアローザルという微小覚醒が起き、発生いたします。
幼少期はあまり目立ちませんが、実は寝不足によりクマができていたり歯ぎしりをしている子はいますので良く見てあげて下さい。
これが大人になると歯が折れたり、頭が痛いなどの別の症状が出てくることもあります。
このように鼻炎と歯科領域は深く関わっています。
適切な呼吸や栄養摂取が口腔内の健康と深く関わります。反対に口腔内の健康が適切な呼吸や栄養摂取と深く関わっていますので、要注意してあげることが大事です!
また鼻がズルズルしている場合は早期に耳鼻科へ診療に行くなど、対策をおすすめします。







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